アドバンテスト、過去最高益 CEO「AI半導体はスーパーサイクルを超える」
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アドバンテストが10月28日に発表した2026年度第2四半期決算は、売上高4777億円(前年同期比81.7%増)、営業利益2668億円(同146.0%増)でいずれも過去最高。通期予想も上方修正し、売上高1兆8630億円・営業利益9670億円とした。CEOはAI半導体市場が「スーパーサイクルを超える」局面にあるとの認識を示した。
何が発表されたか
- アドバンテストが10月28日に2026年度第2四半期決算を発表。売上高4777億円(前年同期比81.7%増)、営業利益2668億円(同146.0%増)、純利益1933億円(同142.7%増)でいずれも過去最高。ITmedia ビジネスオンラインが10月29日に報じた。
- 通期予想を7月時点から上方修正し、売上高1兆8630億円、営業利益9670億円とした。あわせて上限2800億円の自社株買いを発表。
- 好調の背景はAIブームによるGPU・CPU向け試験装置の需要拡大。複数の集積回路を1つのパッケージにまとめる「SoC」向け試験装置の生産能力を増強し、年間1万台という生産目標を大幅に前倒しで達成する見込みとしており、これが上方修正につながった。
- ダグラス・ラフィーバ Group CEO は10月28日の決算説明会で、AI半導体市場は需要拡大が続く「スーパーサイクル」を超える高成長の局面にあるとの認識を示した。光電融合技術により「2倍、3倍の速度で成長する市場」があるとも述べた。
実務への影響
- 直接の制作案件に効く話ではないが、クライアントと「AI投資は続くのか」を話すときの材料になる。アドバンテストは半導体出荷前の最終試験工程を担う立場で、需要の先行指標として読みやすい。装置の生産目標を前倒しで達成する水準というのは、実需が計画を上回っていることを示す。
- 前日に報じられた Alphabet の第3四半期(設備投資514億ドル)や Meta の約350億ドル規模の資金調達と並べると、AIインフラへの資本投下が続く前提で中期の提案を組める。AI機能を含む開発の見積もりで「来年には安くなるから待つ」という判断は、供給側の投資サイクルを見ると楽観的すぎる可能性がある。
- 光電融合への言及は、10月20日に報じられた PFN と Tenstorrent の NEDO 採択(光電融合 xPU の設計・開発)とも重なる。国内の推論コスト構造に中期で効きうるテーマとして、同じ文脈で追える。
補足
公式発表は未確認(決算短信・説明会資料は同社IRが一次情報。本記事は報道に基づく)。引用元の記事は全2ページで、CPU需要やメモリ不足の影響に関する詳細は後半に記載されている。投資判断の材料として読む場合は原典の決算資料を確認のこと。
