Alphabet第3四半期決算、設備投資514億ドル Cloudは103%増
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Alphabetは10月28日、2026年第3四半期決算を公表した。総売上は1,276億ドルで前年同期比25%増、Google Cloudは307億ドルで103%増。一方で設備投資は前年同期の240億ドルから514億ドルへ拡大した。検索広告は634億ドルで12%増と、クラウドに比べ伸びは緩やかだった。
何が発表されたか
Alphabet は 2026年10月28日、2026年第3四半期(7〜9月)の決算を公表した。公式の決算リリースに記載された主な数字は以下の通り。
- 総売上: 1,276億ドル(前年同期の1,023億ドルから25%増)
- Google Search & other(検索広告など): 634億ドル(12%増)
- Google Cloud: 307億ドル(103%増)
- YouTube 広告: 112億ドル(前年同期は103億ドル)
- 設備投資(有形固定資産の取得): 514億ドル(前年同期は240億ドル)
伸び率の内訳を見ると、全社の25%増を押し上げているのは主に Google Cloud の103%増であり、検索広告は12%増と全社平均を下回る。設備投資は前年同期の2倍を超える水準まで拡大した。
なお、今回のリリース本文には今後の設備投資見通しに関する記載はない。
事業環境への影響
- 検索広告の伸びとクラウドの伸びの差が開いている。検索広告12%増に対しクラウド103%増という構図は、Alphabet の収益源の重心が動いていることを示す。検索広告に依存する集客をしている事業者にとっては、プラットフォーム側の優先投資先がどこかを示す数字として読める。
- 設備投資の水準が広告商品の設計に跳ね返る。四半期で514億ドルという規模の投資を回収する必要があるため、AI を使った検索体験や広告フォーマットの拡大は今後も続く前提で考えておくのが自然だ。実際、Google は同じ10月28日に AI Mode 内の広告を10カ国へ拡大すると発表している。
- クラウド費用の交渉余地は読みにくい。クラウド事業が倍増している局面では値下げ圧力が働きにくい。AI 関連のインフラ費用を含む見積もりは、単価が下がる前提を置かずに組んだほうが安全だ。
- 中小規模の事業者が直接できることは限られる。決算数字そのものは施策に直結しないが、「検索広告は単価・在庫ともに成熟しつつあり、新しい露出面は AI 側に作られていく」という方向性の裏づけとして使える。
次の四半期にかけては、設備投資の水準が維持されるかどうかと、AI Mode の広告が日本を含むどの地域に広がるかが見どころになる。
