ChatGPT Work、ログインが必要なサイトも操作可能に 定期タスクはWebhook対応
OpenAI Help Center公式発表
OpenAIChatGPT WorkAIエージェント自動化webhook
OpenAIがChatGPTのリリースノートを更新し、ChatGPT Workのブラウザがログイン認証を伴うサイトでも作業を完了できるようになったと発表した。あわせて定期タスクがWebhookトリガーに対応し、Gmailの新着やSlackの投稿、GitHubのPR動作を起点に実行できる。
何が発表されたか
ログイン必須サイトでの操作(Plus / Pro)
- ChatGPT Work のブラウザが、認証を許可しているサイトでログイン画面を表示し、ユーザー自身が資格情報を入力する方式に対応。
- パスワードマネージャーの利用が可能で、OpenAI 側は「ユーザー名もパスワードも見えない」としている。
- どのサイトにアクセスさせるかはユーザーが制御し、影響の大きい操作は都度承認が必要。
- 想定例として、引っ越し先の公共料金プランの申し込み、予約の取得、医療費の確認などが挙げられている。
定期タスクのWebhook対応
- Gmail の新着メール、Slack チャンネルへの投稿、GitHub の Pull Request 動作をトリガーに定期タスクを起動できる。
- Plus / Pro ユーザーは Web・iOS・Android で Gmail 着信をトリガーに設定可能。
- Free / Go / Plus / Pro は定期タスクの共有に対応。受け取った側は指示内容を確認・カスタマイズして自分用のコピーを作れる。ただし Webhook タスクの共有には、受信者側にも Work へのアクセスと自身の連携アプリが必要。
- Free プランは有効な定期タスクを3件まで、実行頻度は1日1回まで。
実務への影響
ログイン後の画面を操作できるようになったことで、これまで「見るだけ」だったAIエージェントが「手続きを完了させる」側に踏み込んだ。管理画面の定型作業――受注一覧の確認、在庫の突き合わせ、広告管理画面からの数値取得――を任せられる可能性が出てくる。
一方で、クライアントのEC管理画面やCMSにAIエージェントをログインさせることには慎重さが要る。実務では次の線引きから始めたい。
- 読み取り専用の作業から試す:数値の抽出やレポート化まで。更新・公開・決済系は当面手動で。
- アカウントを分ける:本人アカウントを共有せず、権限を絞った作業用アカウントを作る。
- クライアント資産では事前合意を取る:他社の管理画面にAIを入れる行為は、契約上の扱いが曖昧なことが多い。
Webhook トリガーのほうは、営業時間外の問い合わせメールを一次分類して Slack に流す、といった小さな自動化から効果が出やすい。
利用条件
ログイン認証を伴うブラウザ操作は Plus / Pro プランが対象。
