FlashLabs、AIエージェントの実行を記録・再生できるOSS「OrcaReplay」を公開
FlashLabs(PR TIMES)公式発表
FlashLabsOSSエージェント国内開発ツール
FlashLabs が、AIエージェントの実行を記録・再生・分岐できるオープンソースツール「OrcaReplay」を公開した。エージェント本体を改造せずに記録でき、ネットワークを切った状態でも再現できる。Claude Code や Codex CLI などに対応する。
何が発表されたか
- FlashLabs株式会社が 2026年9月2日、OrcaReplay を公開。AIエージェントの実行を記録・再生・分岐できるオープンソースツール。
- 「エージェントを改造せずに記録し、ネットワークを切った状態でもそのまま再現」できるのが特徴。実行の途中から別モデルへ切り替えて比較することもできる。
- 設定2項目で Claude Code、Codex CLI、Grok CLI など主要エージェントに対応。
- 記録対象はコマンド実行の成否、ファイル書き込み、外部ツールの利用で、時系列で保存される。APIキーなどの秘密情報は自動で除外され、記録はローカル保存の設計。
- ライセンスはコードが Apache-2.0、実行記録の仕様が CC BY 4.0。Node.js 20 以降で
npm i -g orcareplayでインストールできる。
開発者への影響
- エージェントを業務に組み込むうえで一番厄介なのが「なぜかうまくいかない回がある」の再現。同じ実行をネットワーク遮断下で再生できるのは、この問題に直接効く。API 課金を発生させずに何度でも同じ状況を再現できるので、プロンプトやツール定義の調整サイクルが速くなる。
- 「実行途中から別モデルへ切り替えて比較」は、モデル選定の根拠づくりに使える。Claude と Codex のどちらを案件に採用するかを、感覚ではなく同一条件の記録で示せる。
- クライアントへの説明資料としての価値も大きい。エージェントが何をしたかを時系列の記録として提示できれば、「AIに任せる範囲」の合意形成がしやすくなる。秘密情報が自動除外され、ローカル保存である点も、受託案件で持ち出しにくいデータを扱う際の安心材料になる。
- ライセンスが Apache-2.0 なので、社内ツールへの組み込みも問題が少ない。
利用条件
Node.js 20 以降。コード: Apache-2.0、実行記録仕様: CC BY 4.0。GitHub で公開されている。
