Google・Meta・TikTok、カリフォルニア州の未成年SNS規制法を提訴
経済関連Engadget
規制カリフォルニア州SNS未成年保護レコメンド
Google、Meta、TikTokの3社が11月5日、カリフォルニア州法AB 1709の差し止めを求めて個別に提訴した。同法は16歳未満への自動再生やパーソナライズ推薦など「心理的に搾取的な機能」の提供を禁じる内容。3社は憲法修正第1条と通信品位法230条に違反すると主張している。
何が発表されたか
- Google、Meta、TikTokの3社が11月5日、カリフォルニア州法 AB 1709 の施行差し止めを求め、州内の複数の裁判所にそれぞれ個別に提訴した
- AB 1709 は、未成年に対して強迫的な利用を促しうる「心理的に搾取的な機能」の提供をSNS事業者に禁じる法律。16歳未満への動画の自動再生やパーソナライズされた推薦が例として挙げられている
- 同法はニューサム知事が署名した、若年層向けSNS規制とAIチャットボット規制を含む法案パッケージの一部
- 3社は、憲法修正第1条(表現の自由)と連邦通信品位法230条に違反すると主張。Metaの訴状は「州は憲法修正第1条に反して、Metaの編集上の判断を覆すことはできない」としている
実務への影響
- 推薦アルゴリズムと自動再生を「規制対象の機能」として名指しする立法が広がれば、自社サイトやアプリにレコメンド機能を実装する際の設計判断に年齢確認が絡んでくる。将来的な要件として頭に置いておきたい
- 国内でもAI・SNSの未成年保護は論点化しつつある。年齢レンジの取得と同意管理の設計は、後付けが難しい領域なので、新規案件では初期設計に含めておくと手戻りが少ない
- 当面は訴訟の帰趨待ちで、実装を急ぐ段階ではない。顧客への説明としては「米国の一部州で規制の動きがあり、推薦機能の仕様に影響する可能性がある」程度の整理で足りる
補足
- 公式発表は未確認。各社の訴状提出を伝える報道に基づく。法律の施行日は参照記事内に明記がなく、確認できていない。
