Prazto、AI名寄せ・顧客データ統合クラウド「NAYOSEL」を正式リリース
PR TIMES(株式会社Prazto)公式発表
CRMデータ統合名寄せEC日本
Praztoは8月24日、AIによる名寄せと顧客データ統合を行うクラウド「NAYOSEL」を正式リリースした。SFA・MA・会計など複数システムに散らばった重複データをAIが検出し、人の承認を経て統合、元システムへ書き戻す。月5万円のスタータープランから。
何が発表されたか
- 株式会社Prazto は 2026年8月24日8時、AI名寄せ・顧客データ統合クラウド「NAYOSEL(ナヨセル)」を正式リリースした。
- SFA・MA・会計・各種DBに分散した顧客レコードの重複をAIが検出し、統合する。AIが正規化ルールと重複判定条件を生成 → 人がレビューして承認 → 統合結果を元システムへ書き戻す、という流れ。
- ブラックボックス型のマッチングではなく、ルールを可視化する方針を取っている。
- 自動スナップショットにより、統合前の状態へワンクリックで戻せる。600万レコードのシミュレーションを90秒で実行した実績を掲げる。
- Passwork ETL 経由で69の外部サービスと連携。gBizINFO の法人マスタ500万件超も同梱する。Salesforce は標準のマージ処理を使う。
- 料金は Starter(5万件まで)月5万円、Standard(30万件まで)月10万円、Professional(200万件まで)月20万円、Enterprise は個別見積もり。
実務への影響
EC・マーケの案件で、CRM連携やMA導入の前段で必ず詰まるのが顧客データの重複だ。実店舗の会員、EC会員、問い合わせフォーム、イベント名簿——このあたりを統合しようとして「表記ゆれで名寄せできない」と止まるパターンは多い。
このプロダクトで実務的に効くのは、AIに判定させつつ最終承認を人が持つ設計と、統合前へ戻せるスナップショットの組み合わせだ。名寄せは一度誤って統合すると復旧が難しく、それが導入の最大の心理的障壁になっている。ロールバック可能であることは、提案時に説明しやすい材料になる。
ただし価格帯は月5万円からで、小規模ECにそのまま乗せるには重い。数万件規模なら、まず表記ゆれの正規化ルールをスプレッドシート+スクリプトで作り、効果を測ってから移行する順序が現実的だろう。既存の連携先69サービスに顧客側のツールが含まれるかは、事前に確認しておきたい。
利用条件
初期費用の記載はなく、月額課金。レコード数によるプラン制。
