AI検索の引用元、自動車分野でメーカー公式サイトは約2%
PR TIMES(TechSuite株式会社)公式発表
LLMOAIOAI検索日本調査データ
TechSuite株式会社は2026年9月14日、自動車の購入・車種選びに関するAI検索の実態調査を公表した。主要7サービスから収集した175件の回答を分析したところ、引用元の約97%が第三者メディアで、メーカー公式サイトは約2%にとどまった。言及されるメーカーは上位5社で約73%を占める。
何が発表されたか
- TechSuite株式会社(サービス「AI検索パートナーズ」)が2026年9月14日9時に発表した業界特化調査の第4弾
- 対象は自動車購入・車種選びに関する日本語クエリ。ChatGPT、Gemini、Perplexity、Microsoft Copilot、Claude、Google AI Overviews、Google AI Mode の主要7サービスから計175件のAI回答を収集(2026年9月時点)
- 引用元の約97%が第三者メディアで、メーカー公式サイトは約2%にとどまる
- 言及されるメーカーは上位3社で約54%、上位5社で約73%を占める
- 輸入車が回答に登場する割合は10%未満
- 具体的なブランド名を含む回答は56.0〜80.0%、1回答あたり平均2.68〜4.00社に言及
- 引用元は中古車情報サイト、車種比較メディア、動画プラットフォームが中心
実務への影響
AIO/LLMO 案件でもっとも説明しづらい「公式サイトを直せばAIに拾われるのか」という問いに、数字で答えられる材料が出てきた。少なくとも自動車分野では、公式サイトの整備だけではAI回答の引用元に入れない。
実務の組み立ては2段構えになる。1つは自社サイトの機械可読性を上げる従来型の施策。もう1つは、実際に引用されている比較メディアや中古車情報サイト、動画プラットフォーム側に自社情報が正確な形で載っているかを点検する施策だ。後者はSEOというよりPR・広報の領域に近く、提案の座組みそのものが変わる。
上位数社への言及集中も押さえておきたい。AI回答は選択肢を絞り込む性質があり、中堅以下のブランドは「そもそも候補に挙がらない」状態になりやすい。クライアントがこの層にいるなら、指名検索を前提にした施策と、比較メディア上での露出確保を分けて設計する必要がある。
補足
本調査は自動車分野に限った結果で、他業種にそのまま当てはめられるわけではない。ただし調査手順そのもの(主要AIに実クエリを投げ、引用元を数える)は汎用性が高く、担当業種で同じ調査を回すこと自体が提案の入り口として使える。
