
ChatGPTの外部リンクからUTMが消失、流入が「直接」に計上
マーケティング関連Search Engine Roundtable
ChatGPTUTMアクセス解析AIO流入計測
Search Engine Roundtableは10月14日、ChatGPTが外部リンクに付けていたutm_source=chatgpt.comを付与しなくなったと報じた。リファラも渡らないため、ChatGPT経由の訪問はアクセス解析上「直接流入」に計上される。約500ページの分析では、ChatGPTからの訪問が1日あたり約3万1000減り、同じページの直接流入が約2万6000増えた。
何が発表されたか
- Search Engine Roundtableは2026年10月14日、ChatGPTが外部サイトへのリンクに付けていた
utm_source=chatgpt.comを付けなくなったと報じた。UTMは記事によれば6月に追加されたもの。 - Adobeの Cedric Huesler 氏によると、GPT-6はリンクを
window.openでnoopener,noreferrer付きで開いており、UTMパラメータもリファラも渡らない。 - 同氏がChatGPT経由の流入が5%以上ある約500ページについて、10月9〜13日と前週を比較したところ、ChatGPTからの訪問は1日あたり約3万1000減り、同じページの直接流入が約2万6000増えた。検索流入は7%減で、他ページと同水準だった。
- 増えた直接流入はChatGPT経由の訪問者と似た傾向を示す。モバイルで同意バナーを見た割合(新規訪問の目安)は36%から44%に上昇した。ChatGPT経由の訪問者では55%。
- OpenAIからの公式な説明はなく、記事の筆者Barry Schwartz氏は意図した変更ではない可能性にも触れている。
集客・販売への影響
- ChatGPT経由の流入がダイレクトに計上されるため、AI検索からの集客を分けて計測できなくなる。
- 直近でChatGPT流入が急減し、同時に直接流入が増えている場合は、実際の減少ではなく計測上の移動である可能性がある。
- ChatGPT流入をKPIやレポートに組み込んでいる場合、10月上旬を境に前提が変わっているため、期間比較の扱いを確認しておきたい。
- 現時点でOpenAIの公式アナウンスはなく、今後戻る可能性も否定されていない。計測の設計を作り替える前に推移を見る判断もありうる。
