Gemini 4 Argon一般提供、対象プランとAPI価格が明らかに
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Googleが10月13日(現地時間)に一般提供を開始した「Gemini 4 Argon」について、利用できるプランとAPI価格が明らかになった。API価格は導入期間中が入力2ドル/出力10ドル(100万トークンあたり)。研究者最大1万人への6カ月無料提供枠も設けられる。
何が発表されたか
- Googleの最新モデル「Gemini 4 Argon」が2026年10月13日(現地時間)に一般提供(GA)となった。9月30日の発表時点ではサイバー防御組織などへの限定提供だった。
- 消費者向けプラン:Google AI Pro(月額2,900円)、Ultra 5x(14,500円)、Ultra 10x(32,000円)で、Geminiアプリと検索の「AIモード」から利用できる。開発環境「Google Antigravity」での利用はUltra加入者限定。
- API価格(100万トークンあたり):導入期間中は入力2ドル/出力10ドル、キャッシュ済み入力は95%引き。導入期間終了後は入力4ドル/出力20ドルに上がる。Claude Opus 5.5と同水準で、Fable 5.1の半額以下とされる。
- Google Cloud:提供開始済み。Gemini Enterprise Agent Platformのモデル一覧から確認できる。Google Workspaceでの提供時期は未定。
- 研究者向け:大学・研究機関に所属する研究者のうち最大1万人を選抜し、6カ月間Antigravity最上位ティアとArgonを無料提供する。応募は指定フォーム経由。
- セキュリティ用途:Google DeepMindの「Fairwind Program」参加組織には、サイバーセキュリティ関連のガードレールを外した版が提供される。参加企業は数百社規模へ拡大予定。
開発者への影響
注目したいのは導入期間終了後に価格が倍になる点だ。入力4ドル/出力20ドルはフロンティアモデルとしては妥当だが、検証段階のコスト感覚のまま本番運用に乗せると、請求が想定の2倍になる。社内ツールや受託案件でArgonを組み込むなら、見積もり時点で「終了後価格」で試算しておくのが安全だ。
キャッシュ済み入力95%引きは実用上かなり大きい。長いシステムプロンプトや製品カタログ、設計ドキュメントを毎回投げるRAG的な構成では、プロンプトキャッシュを効かせられるかどうかでコストが一桁変わる。リクエストの前半(固定部分)と後半(可変部分)を明確に分ける設計に寄せておきたい。
また、同日GitHub CopilotとVercel AI Gateway、Google検索のAIモードでもArgonが使えるようになっている。エージェント・コーディング用途でモデルを比較検討しているなら、同じタスクでOpus 5.5と並走させて品質とコストを測るタイミングとしてちょうどよい。
利用条件
Antigravityでの利用はUltraプラン加入者限定。研究者向け無料枠は選抜制で、指定フォームからの応募が必要。
補足
本記事はITmedia AI+の報道に基づく。価格は記事掲載時点の表記であり、Google公式の価格ページで最新の条件を確認すること。
