
生成AIのフランチャイズ推薦調査、ChatGPTは89%でブランド名を挙げず
AI検索LLMOChatGPTGemini調査データ
ブランディングワークスが、ChatGPTとGeminiにフランチャイズのおすすめを質問した言及率調査を公開した。1位はおそうじ本舗で37.0%。GeminiはおそうじKAI本舗を74.0%で挙げた一方、ChatGPTは回答の89%でブランド名を挙げなかった。AI検索対策の前提が変わる数字だ。
何が発表されたか
ブランディングワークスが「生成AI業界調査〈フランチャイズ編〉2026年9月」を公開した。ChatGPT(gpt-5.1)と Gemini(gemini-3.1-pro)に API 経由でウェブ検索を有効にしたうえで、「フランチャイズのおすすめは?」という同一の質問を投げ、社名が挙がった割合を集計している。
- 調査期間は2026年9月18日〜30日のうち計測を実施した9日間
- 1AIあたり1計測日3クエリ、2AI×3×9日で有効回答54件
- 言及率は、社名が挙がった回答数を全回答数で割った値。同率の場合は平均掲載順位で順位付け
言及率の上位は、おそうじ本舗37.0%、おたからや31.5%、買取大吉25.9%、おそうじ革命22.2%、大黒屋18.5%。AI別では1位が分かれ、Gemini はおそうじ本舗を74.0%で挙げた一方、ChatGPT の1位はセブン-イレブンの11.1%にとどまり、回答の89%でブランド名が挙がらなかった。
集客・販売への影響
- 同じ質問でもAIごとに結果が大きく分かれる。AI検索での見え方を測るなら、単一のツールの結果で判断せず、複数モデルを分けて見る必要がある
- ChatGPT のように固有名を出さない回答が大半を占めるケースもある。「指名されない」こと自体が珍しくない前提で、指名獲得だけを目標に置かない設計が現実的
- 言及率は日によって揺れるため、単発の計測ではなく期間を取った反復計測が前提になる。本調査も9日間・54回答という規模で、母数の小ささは読み取りの前提として押さえておきたい
