Google、AIモードのサイドバーを通常の検索結果ページでテスト
技術関連Search Engine Roundtable
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Googleが、AIモードの左サイドバー(チャット履歴・新規チャット・設定)を通常のWeb検索結果ページに表示するテストを行っていることが確認された。AIモードを検索の標準導線に近づける動きとみられる。再現できないユーザーも多く、限定テストの段階とされる。
何が発表されたか
- 2026年10月14日、Damien Andell氏が通常のGoogle検索結果ページ上にAIモードの左サイドバーが表示されているスクリーンショットをXに投稿した。
- サイドバーには小さなGoogleの「super G」ロゴ、チャット履歴の行、新規AIモードチャットの開始導線、設定アイコンが並ぶ。これまではトップページでAIモードボタンを押した後にのみ表示されていた要素。
- Search Engine RoundtableのBarry Schwartz氏は複数のブラウザで再現できず、全面展開ではなくテストと見ている。
- 当初「Geminiアプリの会話が表示されている」という報告もあったが、投稿者が後に訂正し、Android端末のGeminiオーバーレイ由来だったとしている。
- Schwartz氏は、AIモードを通常検索から使いやすくする変更であり、本格展開しても驚かないとコメントしている。
実務への影響
UIの小さな変更に見えるが、意味合いは大きい。AIモードへの入口が検索結果ページに常設されると、ユーザーは10本の青いリンクを見る前にAIモードへ逸れる導線を常時持つことになる。クリック率への影響は、AI Overviewsの拡大時に起きたこととほぼ同じ方向に働くと考えるのが自然だ。
クライアントへの説明材料としては、「順位は落ちていないのにクリックが減る」現象が今後さらに起きうる、という前提をレポートに織り込んでおきたい。対策側では、(1) Search Consoleの表示回数とクリック数の乖離を月次でトラッキングする指標を立てる、(2) AIモード/AI Overviewsで引用されているかを別途チェックする運用に移す、(3) 指名検索・直接流入を増やす施策(メール、SNS、既存顧客向け導線)の比重を上げる——この3点が現実的な打ち手になる。
なお同じ週には、Bing Webmaster ToolsにAIレポート用の「Topics Portfolio」が追加されており、AI検索での露出を計測する手段は各社で整いつつある。検索エンジン側が提供する計測機能を早めに触っておくことが、来年の提案の差になる。
補足
本件は個人ユーザーの観測報告に基づくもので、Googleからの公式発表は未確認。限定テストのため、全ユーザーに表示されるとは限らない。
