
AI検索の推定CTRは0.9% 除外設定で自然検索のクリックも減少
マーケティング関連Search Engine Roundtable
AI OverviewsAI ModeSEOSearch Console流入分析
Cyrus Shepard氏が、自サイトをGoogleの生成AI向け除外設定でAI OverviewsとAI Modeから外した事例を公開した。AI表示分の推定クリック率は0.9%で、AI表示は全表示の約8%。除外後はAI表示がゼロになった一方、通常の自然検索のクリックも減ったという。サンプルは小規模と本人も認めている。
何が発表されたか
SEO の Cyrus Shepard 氏が、Google の生成AI向け除外設定(generative AI opt-out)を使って自サイトを AI Overviews と AI Mode から外し、その前後を比較した事例を LinkedIn で公開した。Search Engine Roundtable が2026年10月30日に取り上げた。
報告されている内容は次のとおり。
- AI 表示(AI impressions)からのクリック率は約0.9%と推定した。
- AI 表示はサイト全体の表示回数の約8%を占めていた。
- 除外設定を適用した後、AI 表示はゼロになった。
- 同時に、通常の自然検索(organic)のクリックも減少した。
- テスト中も検索結果ページ自体には AI Overviews が表示され続けていた。
- Shepard 氏自身、サンプルが小規模であることを認めている。
記事中では Greg Sterling 氏が、AI Overviews はブランド認知を高め、後のクリックにつながりうるとコメントしている。
集客・販売への影響
AI 検索からの流入が気になるサイトで、「AI に使われたくないから除外する」という判断を取る前に見ておきたい事例といえる。
- AI 表示は表示回数としては一定の割合を占めるが、クリックに直結する割合は小さいと報告されている。
- 一方で除外設定を入れた結果、AI 表示だけでなく通常の自然検索のクリックまで落ちたとされており、除外が純粋な「AI 対策」にとどまらない可能性がある。
- ただしこれは1サイトの小規模な検証であり、業種やサイト規模によって結果は変わりうる。自社や顧客サイトで同じ判断をする場合は、Search Console で AI 表示分と自然検索分を分けて把握したうえで、小さく検証する手順が現実的だろう。
- クライアントから「AI 検索に出ているのにアクセスが増えない」と相談された際の説明材料としても使える数字になっている。
