Google、AI Overviews から引用カードを外すテストか デスクトップで報告
マーケティング関連Search Engine Roundtable
GoogleAI Overviews引用SEOAIO
AI Overviews の出典リンクを示す引用カードが、デスクトップで表示されなくなっている事例が報告された。Brodie Clark 氏が複数のテストクエリで継続的に確認したとし、Barry Schwartz 氏が10月29日に報じた。Google は確認を出しておらず、バグの可能性も残る。
何が発表されたか
- AI Overviews の出典リンクを示す引用カード(citations card)が、デスクトップで表示されなくなっている事例が報告された。通常は裏付けとなる2〜3ドメインへのクリック可能なリンクが目立つ位置に出る。
- 報告者は Brodie Clark 氏。以前は目立つカードとして出ていた引用が、見かける頻度が大きく下がったとして X にスクリーンショットを投稿。10月29日には「多くのテストクエリで一貫して」カードが欠けていると述べた。
- Search Engine Roundtable の Barry Schwartz 氏が10月29日7時11分(ET)に記事化し、9時5分に更新。10月28日に Google の Rajan Patel 氏へ「バグかテストか」を尋ねたが、記事公開時点で回答はなかった。
- Schwartz 氏自身は当初再現できず、引用カードが遅れて読み込まれる場合があることに気づいたため、バグの可能性も示唆している。Google は過去に引用カードを AI Overviews の下へ移すテストも行っている。
実務への影響
- 影響がそのまま効くのは、AI Overviews 経由の流入を数字で説明しているサイト。引用カードは AI Overviews から外部サイトへ出る主要な導線で、これが消えれば参照されていても流入にならない。月次レポートで「AIO 掲載数」を成果指標に置いている場合、掲載と流入の乖離が広がる前提で指標を組み直す必要がある。
- 計測ツール側のロジックにも波及する。多くのサードパーティツールは引用の有無や形状を手がかりに AI Overviews を検出している。カードの表示仕様が変われば「AIO 出現率が急減した」という誤レポートが出る。急な増減は実際の検索結果を手で確認する手順を挟みたい。
- 施策面では、流入を前提にしない露出価値(ブランド名の言及、指名検索の増加)をクライアントとどう扱うかを先に合意しておくほうが安全。AIO 対策を「クリック獲得」として売っていると、仕様変更ごとに説明が崩れる。
- デスクトップのみの報告で、モバイルや日本語環境での挙動は確認されていない。自社・クライアントの主要クエリで実機確認するのが先。
補足
公式発表は未確認。Google からテストともバグとも説明は出ていない。
