Google Discover、AI要約の「ソース」タップ無効化をテスト
マーケティング関連Search Engine Roundtable
Google DiscoverAI要約メディア運営SEOパブリッシャー
GoogleがDiscoverのAI要約カードで、「ソース」ボタンのタップを無効化するテストを行っていると報じられた。`disable_aio_sources_button_tap` というフラグが確認されており、通常は要約の元記事一覧が開くはずの操作が反応しなくなる。媒体社にとっては流入経路がひとつ減る可能性がある。
何が発表されたか
- Search Engine Roundtable(2026年10月26日)が、Google DiscoverのAI要約カードに関するテストを報告。
- 通常、AI要約カードの「ソース」ボタンをタップすると、要約の根拠となった記事のミニフィードが開く。
- 今回のテストでは
disable_aio_sources_button_tapというフラグが働き、このタップが無効化されてミニフィードが開かなくなる。 - 発見者はDamien Andell氏。「Disabling clicks on sources」と表現している。記事の筆者Barry Schwartz氏は再現できていない。
- Googleは2025年にDiscoverへAI要約を導入しており、当時から媒体社の反発があった経緯がある。今回の挙動が不具合か意図的な変更かは不明。
実務への影響
オウンドメディアやブログでDiscover流入に依存しているサイトは、流入経路の構造変化として見ておく必要がある。AI要約に取り上げられること自体はブランド露出になるが、そこからの遷移が閉じられると「表示はされるがクリックはされない」状態が進む。AI Overviewsで起きたことがDiscoverでも起きる、という流れだ。
いますぐ打てる手は限られるが、Search Consoleの Discover レポートで表示回数とクリック数の乖離を週次で追い、クリック率が落ちていないか確認しておくのは有効だ。中期的には、Discover単体の集客に賭けず、メールやLINE、SNSなど自社で接点を持てるチャネルに読者を移す設計の優先度が上がる。クライアントへの説明材料としても、こうしたテスト事例を記録しておくと「検索流入が減ったのはサイト側の問題ではない」と示しやすい。
補足
公式発表は未確認。Googleはこのテストについて公表しておらず、第三者の観測報告にもとづく。再現もできていないため、限定配信か不具合の可能性がある。
