Google、スパム検出へのAI活用を説明 1日400億ページを除外
マーケティング関連Search Engine Roundtable
Googleスパム対策AI slopSEOコンテンツ品質
バルセロナのGoogle Search Central Live Deep Dive Europeで、Google側がスパム対策チームがAIを使って検出範囲を広げていると説明した。Gary Illyes氏は「Googleは1日400億のスパムページをフィルタしている」と述べ、同時に「AI slop(低品質なAI生成コンテンツ)が増えており、質の低いコンテンツが増えている」との認識も示されたという。
何が発表されたか
- Googleのスパム対策について、「チームは現在、より多くを捕まえるためにAIを活用している」と説明された。
- 「AI slopが増加しており、それは低品質コンテンツの増加を意味する」との現状認識が示された。
- Gary Illyes氏は「Googleは1日あたり400億のスパムページをフィルタしている」と発言。
- 発言はGoogle Search Central Live Deep Dive Europe(バルセロナ、3日間開催)でのもの。
実務への影響
AIで量産したコンテンツが、AIで検出される側に回ったという構図だ。実務的な含意は単純で、「AI生成だから落ちる」のではなく「低品質だから落ちる」という従来の基準が、検出精度の向上によって実効性を持ち始めているということ。
受託の現場で効くのは2点ある。ひとつは、クライアントから「AIで記事を大量に作りたい」と言われたときの説明材料になること。禁止されているわけではないが、検出側の能力が上がっているので、独自の一次情報・実データ・固有の経験が入っていない記事はリスク資産になる、という線で話せる。
もうひとつは、既存サイトの棚卸し提案だ。数年前にSEO目的で量産したページが残っているサイトは珍しくない。全体の評価を押し下げる前に、統合・削除・リライトを仕分ける作業は、いま提案する理由がある施策になった。
補足
公式発表は未確認。 Googleの公式ブログや公式ドキュメントでの発表ではなく、イベント登壇内容を第三者(We Are RoastのJohn Campbell氏)がまとめたもの。記事自体も「これは公式発表ではない」と明記している。400億という数値の公式ソースは示されていない。
