KDDI、堺DCの推論基盤にGemma追加 2027年度にRubin導入
技術関連クラウド Watch(Impress)
KDDIAIインフラGemmaNVIDIA日本データセンター
KDDIが大阪堺データセンターのAI推論環境を拡充する。2026年12月から順次、Geminiに加えてGemmaなどのオープンウェイトモデルを追加し、2027年度にはNVIDIAの「HGX Rubin NVL8」を導入する。機密データを国内で管理したい企業向けの選択肢が増える。
何が発表されたか
- KDDIが10月27日、大阪堺データセンターのAI推論環境を拡充すると発表した。
- 2026年12月から順次、GoogleのGeminiに加えて「Gemma」などのオープンウェイトモデルを追加。フロンティアモデルから独自モデルまで選べ、機密データを国内で管理できる点を訴求している。
- 先行パートナーはリコーとMEI。
- 計算基盤の強化として、2027年度にNVIDIAの最新世代GPU「HGX Rubin NVL8」を導入。前世代のBlackwell比でメモリ容量と性能が向上し、冷却に必要な電力も大きく抑えられる見込みとしている。
実務への影響
- 「国内データセンターで推論する」選択肢が増えるのは、個人情報や契約書を扱うクライアントへの提案材料になる。海外APIしか選べずデータ所在地を理由に止まっていた案件を、再度動かせる可能性がある。
- Gemmaのようなオープンウェイトモデルを国内ホスティングで使えると、トークン従量課金ではなく固定費で見積もれるケースが出てくる。小規模な社内チャットボットやRAGでは総額が読みやすくなる。
- ただし提供開始は12月以降で、料金や最小構成は未公表。現時点では「2026年度内に国内推論の選択肢が増える」程度の前提に置き、具体的な見積りには落とし込まないほうがよい。
補足
公式発表は未確認。Impress Cloud Watchの報道に基づく(KDDIの発表自体は10月27日)。
