NTT、ITU-Tで量子・AI・データセンターをつなぐ次世代ネットの標準化を提案
技術関連AI Watch(インプレス)
NTTITU-T標準化量子コンピューターネットワーク
NTTがITU-T主催の会議「CxO Roundtable」で、量子コンピューターやAI、データセンターをつなぐネットワークの国際標準化に向けた議論を提案した。ネットワークアーキテクチャ、相互接続性、同期制御、運用管理などを国際的に議論する必要性を訴え、継続協議で合意。2027年の次回開催は日本がホストを務める。
何が発表されたか
- NTTは、国連専門機関ITU-Tが主催する会議「CxO Roundtable」で、量子コンピューター、AI、データセンターなどをつなぐネットワークについての対話を提案した。
- 提案の内容は、量子コンピューティングの発展に合わせてネットワークアーキテクチャ、相互接続性、同期制御、運用管理などを国際的に議論する必要があるというもの。
- 将来のアーキテクチャと相互運用性に関する国際標準化の議論を継続することで合意した。各国の情報通信業界幹部やITU-T幹部からも賛同を得たとしている。
- 次回は日本での開催をNTTが表明し、参加者の支持を受けてホストを務めることになった。開催は2027年で、通信事業者、ベンダー、研究機関、政府関係者、標準化団体の経営幹部を迎える予定。
実務への影響
- 直近の受託案件に効く話ではない。ただ、AI処理の前提となるネットワーク側の標準化が動き始めている点は、インフラ寄りの提案や中期的な技術選定の背景として押さえておく価値がある。
- 国内発の標準化議論が2027年に日本開催となることで、関連する国内企業の発表や実証が増える可能性が高い。AI関連の案件相談が通信・製造領域から来た際の文脈として使える。
- 現時点では具体的な仕様や製品化のスケジュールは示されていない。クライアントへの説明では「議論が始まった段階」として扱うのが正確だ。
補足
公式発表は未確認。インプレスのAI Watchによる報道に基づく。
