「Oracle AI World 2026」開幕、エージェント型AIとNetSuite Nextを発表
技術関連クラウド Watch(Impress)
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米Oracleが年次イベント「Oracle AI World 2026」で、Fusion Applications向けのエージェント型AI群とNetSuiteの新AI基盤「NetSuite Next」を発表した。講演タイトルは「The end of ERP」。画面操作中心のERPから、目的を伝えるだけでAIが作業を組み立てる形への転換を打ち出している。
何が発表されたか
- 米Oracleが年次イベント「Oracle AI World 2026」を10月25〜28日(現地時間)にラスベガスで開催。実質的な初日となる26日に基調講演が行われた。
- Fusion Applications向けに4つのエージェント機能を発表。独自セキュリティコンテナ内で動く「Fusion Claw」、エージェントの「スキル」に相当する公開Gitリポジトリ「FSCR(Fusion Setup and Configuration Registry)」、チャットボット「Fusion Companion」、目的を伝えるだけで必要な作業を組み立てる「Fusion Agentic Home」。
- NetSuiteは新AI基盤「NetSuite Next」を米国・カナダで本格提供、英国・豪州でプレビュー提供。自然言語でダッシュボードや分析を生成する「AI Portlets」、人とエージェントが協働する「AI Workspaces」、45以上の専門知識モジュール「SuiteSkills」を用意。
- 今後の計画として、エージェントを作成・調整する「SuiteAgent Studio」、業界特化型エージェント、MCPクライアントとして外部データに接続する「Ask Oracle Connectors」の拡充を示した。
実務への影響
- 基幹システム側が「画面を操作するERP」から「目的を伝えるERP」へ動き出した。EC・業務システム連携の案件では、管理画面のUI改修提案よりも、商品・受注データの構造化とMCP経由での提供可否が論点になりやすい。
- SuiteSkillsやFSCRのように「スキルを外部リポジトリで配る」設計は、Claude SkillsやMCPと同じ形。クライアント固有の業務ナレッジをスキルとして切り出して納品する、という受注形態が現実的になってきた。
- NetSuite Nextは日本未提供。国内案件では当面、情報収集の段階にとどめるのが妥当。
補足
公式発表は未確認。Impress Cloud Watchの取材記事に基づく。
