サーバーサイドGTM、2027年1月から広告タグへ完全なIPを提供
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サーバーサイドGoogleタグマネージャーのIPアドレス処理が、コンテナ全体の一律マスキングからタグ単位の制御へ変わる。2027年1月11日以降、Google広告系のタグは完全なIPアドレスを受け取れるようになる。Google Analyticsタグは従来どおりマスキングを継続する。
何が発表されたか
- サーバーサイドGTM(SGTM)が、IPアドレスの取り扱いをコンテナ一律のマスキングからタグ単位の受け渡しに変更する。開始は2027年1月11日。
- 完全なIPアドレスを受け取れるようになるのは Google Ads、Display & Video 360、Search Ads 360、Campaign Manager 360 のタグ。
- Google Analyticsのタグは引き続きIPマスキングを適用する。
- サードパーティタグは、どのネットワークシグナルを受け取るかを各タグ側が判断する。
- 「変換(Transformations)」を使えば、どのタグが読む前にIPを削除・マスキングできる。従来の挙動を維持したい場合は自分で設定する必要がある。
実務への影響
- デフォルト挙動が変わる種類の変更なので、SGTMを使っている案件は「何もしなければ広告タグに完全なIPが流れる」状態になる。年明け前の棚卸しが必要。
- EUのGDPR運用下ではIPアドレスが個人データに該当しうる。クライアントのプライバシーポリシーやCMP(同意管理)の記述と、実際に送信されるシグナルの整合を取り直しておきたい。受け取ること自体が即座に個人の特定を意味するわけではないが、説明責任は制作側に回ってくる。
- 具体的な作業は、(1) SGTMコンテナで有効な広告系タグの洗い出し、(2) 維持したい挙動をTransformationsで明示、(3) クライアントへの告知と記録。2027年1月11日より前にテスト環境で挙動を確認しておくと安全。
補足
公式発表は未確認。Googleのヘルプ更新を報じた二次情報をもとにしている。
