
supa、AIが攻撃を再現するペネトレーションテストを50万円から提供
ペネトレーションテスト脆弱性診断AIセキュリティ中小企業サービス開始
supa が、AIモデルによる攻撃を再現するペネトレーションテスト「セキュリティ検診AI」を提供開始した。価格は50万〜120万円(税別)で、同社は同等範囲の専門家による手動テストの最大7分の1と説明する。最短即日で着手し、報告書は最短3営業日。攻撃役のモデルは自社GPUサーバーで動かす。
何が発表されたか
supa が2026年10月12日、ペネトレーションテストサービス「セキュリティ検診AI」の提供を開始した。高度なAIモデルを使って攻撃を模擬し、攻撃者がシステムのどこまで到達できるかを確認する。
- ホワイトハットハッカーが、実際の業務とユーザー権限をもとに攻撃シナリオを設計し、AIがテストを実行。結果と影響はセキュリティエンジニアが検証する
- 価格は50万〜120万円(税別)。システムの規模と構成によって変動する。同社は同じ範囲を専門家が手動で行う場合の最大7分の1の費用と説明している
- 最短で即日テストに着手でき、報告書は最短3営業日で提供。成果物は報告書と証跡一式で、修正後の再テスト1回を含む
- 攻撃役のモデルは自社のローカルGPUサーバー上で稼働させ、対象データや検出結果を外部サービスへ送らない構成とする。セキュリティ特化LLMと、AIのツール実行を制御するハーネスを組み合わせている
- フロンティア級のAIモデルやオープンウェイトモデルに関連する攻撃手法を再現するとしており、具体的なモデル名は公表されていない
取るべき対応
- 対象になりやすいのは、会員登録や決済、顧客データを扱うサイトやSaaSを運用していて、これまで予算の都合で手動ペネトレーションテストを見送ってきた事業者。50万円台からという価格帯は、中小規模でも検討しやすい水準に入ってくる
- 発注前に確認したいのは、テスト範囲(対象ドメイン・API・権限)、本番環境で実施するか、再テストの条件、証跡の保管期間。AIが実行する部分と人が検証する部分の切り分けも、見積もり時点で確認しておきたい
- なお本件はベンダー自身の発表であり、検出性能を第三者が検証したものではない。導入判断では、同種サービスとの比較や、既存の脆弱性診断との役割分担を整理するのが前提になる
