Uravation、画像・動画・音楽の生成AI 10サービスの商用利用条件チェック表を無料公開
生成AI商用利用著作権規約国内企業
株式会社Uravation が10月28日、「画像・動画・音楽 生成AI 商用利用チェック表 2026年10月版」を無料公開した。10サービス・11ケースを、商用利用/生成物の権利/クレジットとウォーターマーク/入力データの学習利用/禁止事項の5列で横並びにした31ページのPDFとExcel。規約は10月4日時点の各社公式ページで確認したとしている。
何が発表されたか
- 資料名 — 「画像・動画・音楽 生成AI 商用利用チェック表 2026年10月版」。31ページの横長PDFとExcelファイルのセット(合計約6.3MB)。
- 対象 — 画像・動画・音楽の生成AIサービス10件。1サービスが個人向けと法人向けで規約が分かれるため、11ケースとして整理している。
- 比較の5列 — 商用利用の可否/生成物の権利/クレジット表記とウォーターマーク/入力データの学習利用/禁止事項。
- 規約の確認時点 — 2026年10月4日に各社の公式ページで確認。
- 公開前チェックリスト — 規約、権利と肖像、商標とロゴ、既存作品との類似、記録と承認の5グループ計15項目。
- 社内ルールの指針 — 承認するサービスとプラン、承認フロー、表示ルール、入力してはいけないもの、の4つの決めごとを提案。
- 同社による集計 — 11ケースのうち、商用利用または権利の帰属がプランや契約に依存するものが4件、クレジット・ウォーターマーク・メタデータに関する規定があるものが7件、入力データをデフォルトで学習に使わないと明記しているものが4件。
実務への影響
- クライアントワークで生成AIの画像や音楽を使う場合、この5列はそのまま見積書・納品仕様の確認項目になる。特に「生成物の権利がプランや契約に依存する」4件は、無料プランで作ったものを納品してしまう事故の典型パターンだ。
- クレジット表記やウォーターマークの規定が11ケース中7件にあるという集計は実務的に重い。デザインに入れられないクレジットが必要なサービスは、そもそも納品物に使えない。企画段階でサービスを絞る根拠になる。
- 「入力データの学習利用」の列は、クライアントの資料や未公開の商品画像を参照として投げる場面に直結する。デフォルトで学習に使わないと明記しているのが4件だけという点は、残りについては設定確認かプラン変更が必要ということを意味する。
- 規約は頻繁に変わる。10月4日時点という基準日が明記されているので、提案に使うときは自分でも最新版を確認したい。
利用条件
- 無料。uravation.com のフォームから申し込み。ダウンロードリンクはメールでも送られ、有効期限は7日間。
- 同社は「一般的な情報であり、法的助言ではありません」と注記している。
補足
- 一次情報は株式会社Uravation(東京都、代表 佐藤傑)の PR TIMES リリース。
